■大連立の可能性も
<[ベルリン 22日 ロイター] – 22日投開票の独連邦議会(下院)選挙は、暫定集計の結果、メルケル首相の保守系与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が得票率41.5%で大勝した。
首相の3期目続投は確実となったが、与党全体では過半数に届いておらず、野党側に大連立を打診せざるを得なくなるかもしれない。
メルケル首相は支持者に対して「素晴らしい結果だ」と述べ、ドイツのために今後4年、全力を尽くす決意を示した。
集計によると、連立与党の一角である自由民主党(FDP)は4.8%で、議席確保に必要な5%を下回っている。一方、最大野党の社会民主党(SPD)の得票率は25.7%。左派党は8.6%、90年連合・緑の党は8.4%となった。
反ユーロを掲げる新党「ドイツのための選択肢(AfD)」の得票率は議席獲得に必要な5%をやや下回る4.7%。(ロイター)>
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14055 独総選挙勝利でメルケル首相3選確実 古澤襄

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