14095 北が4回目の核実験可能性=中国学者  古澤襄

中国・清華大学の李彬教授は25日、北朝鮮が核兵器の小型化を図るため、1回以上の追加的な核実験を行う可能性が高いと指摘した。
李教授は韓国の峨山政策研究院がソウル市内で開いた会議に出席し、「北朝鮮は最初(1回目)には小型化した核兵器で核実験を行ったが、正常な爆発力を得ることに失敗し、2回目と3回目には爆発力を高めるため、核兵器を大型化したとみている。
小型化を図るためには、1回以上の核実験を追加実施する可能性が高い」と述べた。これは3回にわたる核実験で、核兵器の小型化と軽量化に成功したという北朝鮮の発表に反する主張だ。
李教授は「現在の北朝鮮の核兵器技術は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載できるレベルには達していない」とも述べた。
清華大の楚樹竜教授は、北朝鮮が核とミサイルの開発放棄に向けた行動を取らない限り、6カ国協議は無意味だと指摘した。楚教授は「北朝鮮がは今年初めのような挑発を再び行う可能性がある」とし、それに備え、韓国、米国、中国、ロシアが軍事対応計画を立てるべきであり、軍事行動に関する合意が困難であれば、危機管理の観点から対応計画を取りまとめるべきだと主張した。(朝鮮日報)>
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