14154 イラン大統領は「羊の皮をかぶった狼」   古澤襄

■イスラエル首相 国連総会で演説
<[国連 1日 ロイター]イスラエルのネタニヤフ首相は1日、国連総会で演説し、イランのロウハニ大統領による柔軟路線について、「羊の皮をかぶった狼」による策略にすぎないと一蹴した。またイスラエルは、イランに核兵器を与えないようにするため、単独でも行動をする「準備ができている」と述べた。
ネタニヤフ首相は演説で「ロウハニの発言はアハマディネジャド(前大統領)とは違うように聞こえる」とした上で、「しかし核問題に関して言えば、違いは1つだけだ。アハマディネジャドは狼で、ロウハニは羊の皮を着た狼だということだ」と強い調子で非難。さらにイランの柔軟路線について「策略」だと一蹴した。
ネタニヤフ首相の演説は、米国とイランの関係が改善すれば、核協議で十分な成果をみないまま経済制裁の緩和や武力行使の否定につながりかねないというイスラエルの焦りを反映したものとみられる。
同首相は、イランとの合意が成立するのは「核開発を完全に放棄したときのみ」だとして、国際的な圧力を解除するべきではないと主張した。(ロイター)>
  
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