14303 キャロライン・ケネディ駐日米大使は日本にプラス  古澤襄

杜父魚ブログに海外からアクセスしてくる国は72カ国。その中でアクセス回数が多いトップ・テンは① United States(米国)②China(中国)③Thailand(タイ)④France(フランス)⑤ South Korea(韓国)⑥Indonesia(インドネシア)⑦Taiwan(台湾)⑧Canada(カナダ)⑨Brazil(ブラジル)⑩United Kingdom(イギリス)・・・となっている。
キャロライン・ケネディ駐日米大使が11月に着任すれば、米国からのアクセスがさらに増えると思う。アメリカ人のケネディ家に対する愛着は、イギリスの王室や日本の皇室に対する感情と共通するものがある。
日本に関心がなかったアメリカ人もキャロライン大使を通じて日本を見るのではないか。政治に素人のキャロライン・ケネディと酷評する向きもあるが、キャロラインの起用は日本にとってプラスになる。東京五輪、キャロラインと安倍首相はツイている。だが韓国にとっては面白くない筈だ。
朴槿恵外交は東京を無視して、北京にすり寄り、ワシントンで日本の非を鳴らす歴史認識一本槍の外交だった。オバマ大統領は黙って聞いていたので、日本無視の対米外交が成功したと思っていたという。「韓国と日本の間でオバマ大統領は韓国側につく」との認識が韓国大統領府に広まった。
中国の膨張政策に対して米国が手をこまねいている筈がない。それが自由主義陣営の安全保障政策のイロハなのだが、韓国人は自分に都合の良い様に考える癖がある。
朝鮮日報は「ヘーゲル米国防長官がソウルと東京を相次いで訪問した際、韓国側の思惑とは完全に異なるシグナルを発した。米日両国は3日に外交・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開催し、米国は安倍内閣が進める”集団的自衛権”の行使を明確に支持した。朴大統領はこれに大きく当惑した」と報じている。
やはり朴槿恵氏の「韓国と日本の間でオバマ大統領は韓国側につく」という見方は甘かったと、韓国の専門家の多くは「誤った認識」と指摘する様になった。
それにしてもキャロライン・ケネディ駐日米大使の起用を、朴槿恵氏はどう受け止めているか興味がある。
杜父魚文庫

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