<台風26号による大規模な土砂災害が発生した伊豆大島で、雨のため大島町の1200世帯余りに出されている避難勧告について、町は今後も雨が続くと予想されることから、解除は21日朝以降になるという見通しを示しました。
大規模な土砂災害が発生した大島町では、雨で二次災害のおそれがあるとして、19日夕方から、被害が大きかった元町地区のおよそ1000世帯、およそ1900人と、上流の沢にたまった土砂が流れ出るおそれがある泉津地区の全域、216世帯、395人に対して避難勧告を出しています。
これについて大島町の川島理史町長は、20日午前8時半前に大雨警報が出されるなど、今後も雨が続く見込みであることから、避難勧告の解除は21日の朝以降になるという見通しを示しました。
町によりますと、19日からの雨による土砂崩れなどは確認されていないということです。
自衛隊や警察、消防は19日から捜索を中断していて、避難勧告の出された地区を中心に警戒を強化するとともに、勧告が解除され次第、捜索を再開することにしています。(NHK)>
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