14342 北朝鮮紙 日米同盟強化を非難   古澤襄

■「世界平和に脅威」だと!
<【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は16日、日米同盟強化の動きについて、「世界平和と安全に対する深刻な脅威」だと主張した。
同紙は東京で3日に開かれた日米両国の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で日米防衛協力のための指針の再改定で合意したことについて、「日米同盟の強化は地域の平和保障のためではなく、他国を軍事的に圧殺しようとする危険な侵略的軍事同盟強化」と非難した。
その上で、日米合意は「侵略的なアジア太平洋戦略の実現に日本を引き込もうとする米国と、アジア再侵略の野望を成し遂げようとする日本の軍事的共謀結託の産物」と述べた。
日本が米国のアジア太平洋戦略に便乗し、力で「大東亜共栄圏」という昔の夢を実現しようとしているとして、「日本は軍備を増強して新型兵器を大量に生産し、軍事大国化に拍車をかけている」と非難した。
また、「米日が改定しようとする防衛協力指針の中心は朝鮮半島有事の際の協力」と指摘。「米日は朝鮮で新たな侵略戦争を挑発し、アジア地域に対する軍事的支配を実現しようとしている」と主張した。
日米両国は3日の安全保障協議委員会で、日米防衛協力指針の再改定作業を来年末までに完了することで合意した。米国は集団的自衛権行使を含む日本の防衛力強化構想を歓迎するとの立場を明らかにした。(聯合)
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