14344 伊豆大島、住民およそ2,300人対象に出されていた避難勧告解除へ  古澤襄

大規模な土石流で27人の死亡が確認された伊豆大島で、大雨により、2次災害のおそれがあるとして出されていた避難勧告は、まもなく解除される見通し。
大島町の川島町長は「8時ごろをめどに、解除の方向で準備に入るようにと。解除後の捜索活動等についてですが、確認したうえでですね、作業を再開する」と話した。
伊豆大島の住民およそ2,300人を対象に出されていた避難勧告は、このあと、午前8時をめどに解除される見通し。
伊豆大島では、大雨により、2次災害のおそれがあるとして、19日夕方、2つの地域で避難勧告が出されていた。
20日は、大雨警報が発令されるなど横殴りの激しい雨が降り続いた伊豆大島だが、気象庁は、21日朝には雨が上がると予報していた。
一方、20日午後5時すぎ、島の中心部で停電が発生し、役場の明かりや周辺の信号も消えたほか、避難所となっている大島高校も停電し、避難している住民にも動揺が走った。
停電で信号が消えている中、警視庁の警察官が、手信号による誘導を行った。避難している住民は「5時すぎだと思います。なんか、いきなりブツッと切れて」と話した。
停電はまもなく復旧したが、くわしい原因はわかっていない。そんな中、新たに発生した台風27号が、今週の後半に関東に近づく見込みで、2次災害のおそれがある伊豆大島では警戒が必要となる。(フジニュース・ネットワーク)>
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