<[東京 24日 ロイター]安倍晋三首相は24日午後の参議院予算委員会で、消費税率の10%への引き上げについて、経済の状況をよく見ないといけないとし、基本的に法律で決まっているが、その中で引き上げが許される状況か、適切に判断しなければならないと語った。
片山虎之助委員(維新)の質問に答えた。
首相は、10%への消費増税判断について「(消費増税法の)付則18条に沿って経済の状況をよく見ないといけない」と指摘。「国際的にも懸念すべき状況がある。それが顕在化した時には判断も必要になる」と語った。
さらに「来年4月に消費税率を引き上げた影響はどうか、7─9月に回復傾向に入ることができるか、そういうことを含めて判断したい」と述べた。
いつ判断するかとの質問には「時期も含めて、上げるか上げないか、適切に判断しなければならない」と答えるにとどめた。(ロイター)>
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14391 安倍首相 10%への消費増税は経済をよくみて 古澤襄

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