14469 化学兵器の製造設備、使用不能   古澤襄

■シリアが期限達成-国際機関
<【ブリュッセル時事】オランダ・ハーグにある化学兵器禁止機関(OPCW)は31日、シリアが化学兵器の製造設備を使用不能にする作業を1日の期限前に完了したと発表した。
シリアがサリンなどの毒ガスを生産する能力は失われたことになる。毒ガスの原料を混合したり、砲弾に充填(じゅうてん)したりする機材も破壊され、シリアが保有する約1300トンの化学物質が実際に兵器として使用される危険は後退した。
シリアは世界有数の「化学兵器大国」だが、米国の武力行使を回避する解決策として、2014年半ばまでの化学兵器全廃を受け入れた。10月には化学兵器禁止条約に正式加盟し、化学兵器の使用、製造、開発、保有が禁止された。今後は廃棄活動を本格化させる。(時事)>
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