■参院の許可得ず
<日本維新の会のアントニオ猪木参院議員は1日午前、訪朝のため全日空機で羽田空港を出発した。北京を経由し、2日に北朝鮮入りする。平壌で金永日労働党書記らと会談し、7日に帰国する予定。
猪木氏は出発前、空港で記者団に「安倍晋三首相は(北朝鮮対応で)『対話と圧力』と言っているが、対話が全く進んでいない。私のパイプを日本のために(活用)させていただきたい」と強調した。
ただ、参院議院運営委員会理事会は猪木氏の海外渡航を不許可としている。議運の判断に関し、猪木氏は「書類の不備が理由らしいが、(議運から)言われた通りに書いた」と主張。
「確かな話ではないが、一部の首相官邸の方と、維新の方がつながっていた」と、官邸から維新側に圧力がかかった可能性があるとの見方も示した。(時事)>
杜父魚文庫
14480 維新・猪木氏、訪朝へ出発 古澤襄

コメント