<[4日 ロイター]英諜報機関の政府通信本部(GCHQ)がドイツの連邦議会や首相府の近くで「電子スパイポスト(electronic spyposts)」と呼ばれるネットワークを運用していることが、米国家安全保障局(NSA)の元契約局員エドワード・スノーデン容疑者による提供文書で明らかになった。英紙インディペンデントが報じた。
同紙によると、NSA文書はドイツにおける過去のスパイ活動に関する航空写真や情報とともに、英国が大使館屋根に設置されたハイテク機器を利用し、独議会や独首相府における首相執務室の近くで独自の盗聴施設を運営していることを示している。
同紙は、世界中の外交関連施設で当該国の情報を入手するためにGCHQが行っているスパイ活動は米国など主要なパートナーとともに実施されている、と伝えた。
ロイターは今のところ、GCHQからコメントを得られていない。(ロイター)>
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