14568 岸田外相がイラン訪問   古澤襄

■穏健派政権と関係強化へ
<【テヘラン時事】岸田文雄外相は9日午前(日本時間同日午後)、テヘランを訪れた。日本の外相のイラン訪問は、2009年5月の中曽根弘文氏以来4年半ぶり。国際協調路線を掲げる保守穏健派のロウハニ大統領と同日会談し、両国関係の強化を確認するとともに、イランの核問題について意見交換する見通し。 
ザリフ外相との会談は10日に行われる。会談は当初9日の予定だったが、ザリフ外相が核問題をめぐる欧米など6カ国との協議で9日もジュネーブにとどまることになり、再調整された。
日本政府は今年8月のロウハニ政権発足を機に、イランとの対話を活発化させている。安倍晋三首相は9月、国連総会が開かれたニューヨークでロウハニ大統領と会談し、イランの核開発問題解決に向けて協力する意向を伝えた。
岸田外相は今回の訪問で、イラン核問題やシリア情勢をめぐる意見交換に加え、アフガニスタン支援での日・イラン協力など、2国間関係を深めるための協議に重点を置く考えだ。(時事)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました