奥羽山系に冠雪が目立つという。25日、26日と西和賀、花巻温泉を訪れるつもりでいたが、大事をとって来春まで延期することにした。
昨夜から一階の座敷で寝ることにした。先月の25日以来、腰痛で二階の寝室で寝るのが苦痛となった。20キロはあるかという愛犬バロンを抱いて階段の上り下りが腰にこたえる。
今朝は6時半までぐっすりと寝ることができた。気がつくと忠犬バロンが布団の脇で寝ている。
左腰の痛みは消えたが、右腰の痛みが残っている。雪の東北路を滑らない様に歩くと腰に負担がかかる。やはり大事をとるに越したことはない。温泉に入りたいが、ギックリ腰の再発は避けるにしくはない。
ことしも、あと一ヶ月余りを残すことになった。来年は大きな国政レベルの選挙はない。不況克服の手を打つことに政府は専念すべきであろう。菅官房長官の評価が高いという。茨城県の梶山静六さんの弟子・・梶山は”大乱世のカジヤマ”と角栄さんが言ったことがある。
乱世は”小沢一郎”とも言ったが、オザワの影は薄い。政界は世代交代が静かに進行している。
十年くらい前のことになるが、徳田虎雄さんと赤坂の料理屋で飲んだことがある。徳田虎雄は”角栄嫌い”、福田赳夫に心服しているというので、福田番だった私がかり出された。渡辺ミッチーの兄貴・嚆夫さんと従弟の幸雄さんに頼まれて正面に座らされた。
政界の一匹オオカミのような徳田虎雄には、正直にいうと興味はなかった。福田赳夫さんから徳田虎雄のことを聞いた記憶もない。だから「角栄嫌いは本当ですか」とズケズケ聞いた。
「角栄は日本医師会の走狗です。私は日本医師会と喧嘩しながら、救急医療のために医療法人徳洲会を設立した。福田赳夫さんは私の主張を聞いてくれた」。そして徳洲会傘下の病院や診療所は全国で100近くになったと言う。
「私の病院を見てくれませんか。明日にでも鹿児島に来て頂ければ、奄美群島の病院をヘリでご案内しますよ」と熱弁をふるった。きょうの明日といわれても、こちらにも都合がある。来週に行くことになった。
鹿児島県大島郡の徳之島町出身である徳田虎雄さんは、離島であるがために実弟を救急医療が受けられず亡くした昔話を涙声で語った。それに心を動かされ、嚆夫さんや幸雄さんと一緒に鹿児島に乗り込むことになった。
現地の病院をいくつか見学したが、徳田虎雄の言う通りであった。
その徳洲会が昨年十二月の総選挙で次男・徳田毅議員の選挙違反事件に関与したと騒ぎになっている。鉄の結束を誇っていた徳洲会が内輪もめで選挙違反事件が表面化している。
徳田虎雄さんも徳洲会と特定医療法人沖縄徳洲会の理事長から退任した。あの燃えるような救急医療の情熱もいまは儚い。徳田毅議員も自民党を離党することになった。
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