14748 中国の防空識別圏を設定後も自衛隊機が飛行   古澤襄

■防空識別圏で空自の警戒活動継続
菅官房長官は28日午後の記者会見で、中国が東シナ海に防空識別圏を設定したあとも、自衛隊の哨戒機などがこの空域で警戒・監視活動を実施していることを明らかにし、中国側の反応に「特異な現象は全く見られなかった」と述べました。
この中で菅官房長官は、「防衛省・自衛隊は、平素から東シナ海を含むわが国周辺海域で、必要に応じてP3C哨戒機や護衛艦などを柔軟に運用して、適切に警戒活動を行っている。中国が防空識別圏の設定を発表したあとも、この空域を含む東シナ海で従前通りの警戒・監視活動を実施している」と述べました。
そのうえで菅官房長官は、この空域での自衛隊の活動に対する中国側の反応について、「特異な現象は全く見られなかった」と述べました。
そして菅官房長官は、「中国への配慮のために、警戒・監視活動を変更するつもりは一切ない。中国による力を背景とした現状変更の試みには、わが国の領土・領海・領空は断固として守り抜くという決意の下、引き続き警戒・監視活動に万全を期していきたい」と述べました。(NHK)>
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