14828 米上院外交委幹部、中国の防空識別圏設定に懸念の書簡   古澤襄

<[ワシントン 5日 ロイター]米上院外交委員会の民主・共和両党幹部は、中国の防空識別圏の設定に懸念を表明、米国の国益を脅かすとの書簡を中国側に送った。
4議員による書簡では、識別圏を公表どおり運用せず、南シナ海や東シナ海での領土問題で外交手段による話し合いを求めている。その上で「一方的な措置は、現状を変更しようとする悪い試みで、誤解や誤算の可能性が拡大する」と述べた。
書簡は中国の駐米大使宛にメネンデス委員長(民主)、コーカー筆頭委員(共和)、東アジア太平洋小委員会のカーディン委員長(民主)とルビオ同小委筆頭委員(共和)の4人の連名で送られた。
書簡では日本、フィリピン、ベトナムの領海に中国の船舶が侵入するなど「敵対的となっている中国の海上行動の不穏な傾向」を指摘。「これらの行動は、米国の国益にとって重要な航空・海運運航の自由を脅かす」と述べた。(ロイター)
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