■1期目以来の最低水準に低下=調査機関
<[モスクワ 3日 ロイター]ロシアの調査機関レバダによると、プーチン大統領の支持率が先月過去最低水準に落ち込んだ。物価上昇と景気減速が背景とみられている。
調査では、11月の大統領支持率が61%となり、10月の64%から低下したほか、1月に記録された今年最低の62%を下回った。
レバダの月例調査は、大統領が1期目で就任した翌月の2000年6月から開始された。
レバダの幹部は「物価上昇が続き、多くの人が今後状況が好転する可能性を見出せずにいる」と指摘。これが支持率低下の要因との見方を示した。
プーチン大統領の支持率は、石油ブームに沸いた最初の2期の2000─08年は70%を上回ることが多く、80%を超えたこともあった。
だが2012年3月に3期目に当選した後は、景気回復の実現に苦戦している。(ロイター)>
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