14981 バス爆破 中東和平交渉への影響懸念   古澤襄

<イスラエル最大の商業都市テルアビブの郊外で、路線バスの中から見つかった不審なかばんが爆発し、警察官1人がケガをする事件があり、警察がパレスチナの武装組織によるテロ事件とみて捜査していることから、イスラエルとパレスチナの中東和平交渉への影響も懸念されます。
イスラエル最大の商業都市、テルアビブの郊外で22日、路線バスの中で乗客が不審なかばんを見つけました。
その後、駆けつけた警察が調べていたところかばんが爆発し、警察官1人が軽いケガをしました。バスの乗客はすでに避難していたため無事でした。
この爆発でバスの窓が吹き飛び、現場は警察が周囲を封鎖するなど一時、ものものしい雰囲気となりました。
イスラエルの路線バスで爆弾が爆発するのはおよそ1年ぶりで、これまでのところ犯行声明は出ていませんが、警察はパレスチナの武装組織によるテロ事件とみて捜査を進めています。
イスラエルとパレスチナは、ことし7月、中東和平交渉を再開させていますが、こうした事件によってイスラエルが態度を硬化させ、交渉が一層難航することも懸念されます。(NHK)>
杜父魚文庫

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