■弾薬提供、説明食い違い
誰が聞いても韓国側の説明に矛盾がある。それもこれも反日・朴槿恵政権が日本に銃弾の支援要請をしたことを、国内から非難されるのを怖れているからだ。
矛盾を隠すために嘘のうえに嘘を塗り固めれば、自滅に追い込まれるのは韓国。苦しまぎれに銃弾の支援を求めた現地韓国軍の隊長の責任におい被せることになりかねない。
<菅義偉官房長官は25日午前の記者会見で、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加している韓国軍への弾薬提供について、現地の韓国軍から陸上自衛隊に直接要請があったと説明した。韓国外務省はUNMISSを通じて支援要請したと主張しており、日韓で経緯の説明に食い違いが生じている。
菅長官によると、南スーダンで活動する韓国隊隊長から22日午前、日本隊隊長に要請があり、その数時間後に国連司令部からも日本隊隊長に要請があった。同日夕の外務省と在日韓国大使館とのやりとりでも、韓国政府の要請であることを確認した。弾薬提供後には、現地の韓国隊隊長から電話で日本隊隊長に謝意が伝えられた。
一方、韓国国防省は、日本から提供を受けた弾薬は不測の事態に備えるためのもので、韓国軍の弾薬は足りていたと説明している。これについて、菅長官は「全く分からない。人道的、緊急的という形で決断した」と強調した。(時事)
■韓国軍「1人当たり15発」と要請、提供後は「日韓の絆の象徴」と謝意
<政府が南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加する韓国軍に小銃の銃弾1万発を無償で提供したことに関し、韓国が提供を求めた際、現地部隊が装備している銃弾数について「1人当たり15発」と説明していたことが24日、分かった。政府高官が自民党幹部に伝えた。韓国側は銃弾提供を要請していないと否定するが、菅義偉官房長官は記者会見で「国連、韓国から要請があった。それが全ての事実だ」と述べ、在日韓国大使館から要請があったことを明らかにした。
またPKOで首都ジュバ滞在中の陸上自衛隊派遣施設隊の隊長、井川賢一1等陸佐も24日、テレビ電話で小野寺五典防衛相に経緯を報告。それによると、現地時間21日夜に東部ジョングレイ州ボルに展開中の韓国隊の部隊長から電話があり「ボルを守る部隊は韓国隊だけで周りは敵だらけだ。弾薬が不足している。1万発の小銃弾を貸してもらえないか」と要請があった。
これを受け、陸自は1発約80円の銃弾1万発を国連に無償で提供。輸送後の23日夕には韓国の部隊長から電話で「たった今空港で弾薬を受領した。この弾薬は日本隊と韓国隊の強い絆の象徴で、ジュバを訪れることができれば改めて感謝をお伝えしたい」と謝意を伝えてきたという。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権は国内世論向けに日本との親密さを隠す傾向があり、政府が銃弾提供を積極的に公表する背景には、韓国側のかたくなな姿勢を国際社会に示す狙いもあるようだ。(夕刊フジ)
杜父魚文庫
15004 官房長官「韓国から直接要請」 古沢襄

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