■「物価目標へ着実に進展」-政権発足1年
<安倍晋三首相と日銀の黒田東彦総裁は26日、首相官邸で約1時間にわたり会談した。安倍首相と黒田総裁が個別に会談するのは6月に続き2回目。第2次安倍政権発足から26日で丸1年となったのを機に、内外の経済・金融情勢について意見交換し、今後も定期的に協議することで合意した。
黒田総裁は会談後、「量的・質的金融緩和の導入以降、(2年で2%の上昇を目指す)物価目標に着実に進んでいると首相に話した」と記者団に語った。
会談では黒田総裁が、緩やかな回復軌道をたどっている日本経済の現状と展望のほか、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の一環として4月に導入した量的・質的金融緩和、最近の金融市場の動向などを説明した。首相からは特に質問などはなかったという。(時事)>
杜父魚文庫
15022 安倍首相と黒田日銀総裁が会談 古沢襄

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