15047 大納会に出席へ=安倍首相、現職として初  古沢襄

安倍晋三首相は30日、東京・日本橋兜町の東京証券取引所を訪れ、2013年の取引を締めくくる大納会に出席する。
現職首相の東証訪問は02年の小泉純一郎首相(当時)の視察以来で、大納会への参加は初めて。就任以来、経済重視の政権運営を続けてきた首相だけに、1年間で株価が約6割上がった「アベノミクス」の成果を誇示する狙いもありそうだ。
■東京株、1万6000円回復=終値で6年ぶり
25日の東京株式市場では、日経平均株価が前日比120円66銭高の1万6009円99銭と6営業日続伸し、終値として2007年12月11日以来ほぼ6年ぶりに1万6000円台を回復した。
年末の証券優遇税制の打ち切りを前に、個人投資家による利益確定目的の売りが多く出たものの、ファーストリテイリングなど主力銘柄の一部が急伸した。
■【私の相場観】来春に1万7000円=大和証券シニアストラテジスト塩村賢史氏
「個人投資家が税金対策のために幅広く売った」(銀行系証券)ことで、下落する銘柄が多かった。
ただ、値上がりの目立つ一部主力銘柄を買う勢いが強かった上、円安や世界的な景気回復期待などを好感する市場の雰囲気は変わっておらず、日経平均を押し上げた。(時事)>
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