<防衛省は、2015年度に初めて導入する予定の無人偵察機「グローバルホーク」を、航空自衛隊三沢基地(青森県)に配備する方針を固めた。
米空軍が14年に同機を米軍三沢基地(同)に展開する計画であることから、日米共同で機体整備に取り組むなど、効率的な運用を図る。集めた情報も日米で共有し、分析に当たる。
グローバルホークの導入は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)など南西諸島方面で海洋進出を活発化させている中国や、核・ミサイル開発を続けている北朝鮮に対する警戒・監視を強化する狙いがある。
30時間以上の飛行が可能で、航続距離も長く東シナ海方面でも活動可能だ。防衛省は中国軍の太平洋進出もにらみ、硫黄島(東京都小笠原村)に離着陸施設を整備することも検討する。(読売)>
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15067 尖閣警戒で空自、無人機を15年度に三沢配備へ 古沢襄

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