■オマーン、エチオピア、コートジボワール、モザンビーク。
1月は三回外遊することになった。
9日に中東、アフリカへ出発し、帰国して23日からスイスのダボス会議。ここで世界に向けてアベノミクスの真意を説明する。
すぐにインドへ飛び、中国を牽制する静かな外交がスタートすることになる。
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読者の声 どくしゃのこえ READRS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声)1月6日付ロシアの声によると、中国の鉄道建設最大手「China Railway Group」(CREC)のバイ・チュンジェン社長が、自殺したという。
http://japanese.ruvr.ru/2014_01_06/126928282/
「バイ社長を死に至らしめた具体的な原因については、今のところ伝えられていない。社長を身近で知る人々は、ここ最近、社長は鬱状態だったと証言している。氏が率いる「China Railway Group」は、深刻な財政難に喘いでいた。経済紙のデータでは、昨年10月末、同社の負債額は、およそ870億ドルに達していた。」
旅客収入が赤字の高速鉄道を建設しまくってGDPを嵩上げしていたと思っていたら、鉄道建設会社にも膨大な負債とは。負債のかなり大きな割合が会社幹部や共産党幹部により国外へ逃避しているのでは?
中国では保険会社の女社長が顧客からの預かり資金もろとも海外逃亡といった事件もありました。逃げ遅れると自殺するしかないのでしょう。
中国経済崩壊へまた一歩近づいたように思えます。(PB生、千葉)
(宮崎正弘のコメント)鉄道部は軍の利権の巣窟で、胡錦涛時代からアンタッチャブルでしたが、ついに劉志軍(前鉄道部長)を汚職容疑で起訴(死刑、執行猶予)失脚に追い込みました。
そのうえ鉄道部を解体しました。これは王岐山の手腕にも依りますが、しかし中断していた新幹線プロジェクトは息を吹き返し、現段階で営業岐路趨10000キロを突破(日本は2750キロ)、アモイと深セン間も開通しました。
中国鉄道建設社長の白中仁(パイチュンジンはこう書きます)は、新華社発表(1月4日)では「不慮の事故」。華字紙の多くは「飛び降り自殺」と報じています。負債があまりにも大きく、銀行の追加融資の見込みがなくなった。
それほど王岐山主導の「反腐敗」捜査が厳しくなったからだと華字紙(たとえば多維新聞網)は分析しています。
杜父魚文庫
15152 安倍首相「地球儀外交」いよいよ本格化 宮崎正弘

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