<自衛隊で唯一のパラシュート降下部隊、陸上自衛隊「第1空挺団」が、離島の防衛を想定した訓練を公開しました。
陸上自衛隊「第1空挺団」は、上空を飛行する航空機からパラシュートで離島などに降下し作戦を行う部隊で、毎年1月に千葉県船橋市の習志野演習場で訓練の様子を公開しています。
ことしも去年に続いて離島の防衛を想定した訓練が行われ、ふだん、尖閣諸島などの監視飛行に当たっている海上自衛隊のP3C哨戒機が上空を飛行しました。
東京タワーとほぼ同じ高さの340メートルの上空を飛行する輸送機やヘリコプターから隊員が次々に飛び出し、一部の隊員は、海に降りることも想定してウエットスーツを身に着けていました。
訓練のあと、小野寺防衛大臣は「きょう、尖閣諸島で中国公船による領海侵入がことし初めて起きるなど、わが国を取り巻く大変厳しい安全保障環境の下、第1空挺団の役割はこれまで以上に重要になると考えている。ことし1年訓練に励み、国民の信頼と期待に応えてほしい」と訓示しました。(NHK)>
杜父魚文庫
15189 陸自空挺団 離島防衛を想定した訓練 古沢襄

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