■「日本に1000発のミサイルをお見舞いしようぜ!」
中国人民解放軍の軍人論客のなかで『反日」の御三家は熊光偕、劉亜州、そして、この羅援(陸軍少将退役)中国軍事科学学会副秘書長である。
この三名に「核兵器の先制使用を辞さず」と発言した朱成虎を加えて『四天王」と呼ぶ向きもある。退役したが、熊光偕は軍における情報幹部、日本通である。劉亜州は武侠小説も書く変わり種。
さて羅援はニュースサイト「吉和網」で、「中国と日本が開戦すれば、中国のミサイルで日本は火の海になる」と主張したそうな。
共同に依れば、「羅氏は「中国は国土も広く、戦争での持久力は比較的強いが日本はそうではない」と述べ「中国は余裕で日本に勝てる」と言明した。また同サイトが「人民解放軍の1000発のミサイルが日本に照準を合わせた」との情報があると伝えたことに関連し、羅氏は「中国はミサイルでの優勢を利用し、日本を抑え付けるべきだ」と強調した」(共同、1月23日)。
羅援は数々の強硬発言で知られ、尖閣諸島に軍艦を派遣せよなど物騒なことを軍強硬派を代弁して咆え続ける一匹狼。あまりに過激な物言いに人民解放軍内でも窓際に追いやられた。
それではと自分のブログを立ち上げたところ、猛烈な反論が寄せられ、あげくに「お前の父親は特務。戦争では真っ先に逃げたじゃないか」「戦争がしたければお前が行けよ」などと若い中国人から批判されてブログを閉鎖したこともあった。
杜父魚文庫
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