15328 大関稀勢の里が初の休場 綱とり一転、かど番へ   古沢襄

<大相撲の東大関稀勢の里(27)=本名・萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が初場所千秋楽の26日、右足親指の負傷により休場した。14日目まで7勝7敗だった稀勢の里は千秋楽の大関琴奨菊戦が不戦敗となり、負け越しが決定。綱とりの今場所から一転し、3月の春場所は初のかど番へと追い込まれた。
休場は2002年春場所の初土俵を踏んでから初めて。現役2位の通算連続出場は953回で途切れた。12日目の関脇琴欧洲戦で敗れた際に負傷し、大関鶴竜に敗れた25日に悪化させた。
◆稀勢の里の師匠、田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴) 「本人は強い意思で出ると言って聞かなかったが、私の独断で(休場届を)出した。無理をしてしまう性格だし、無理をすると(回復に)長くかかってしまう」(産経)>
杜父魚文庫

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