■理事候補10人決まる
<公益財団法人に移行した日本相撲協会の理事候補選挙は31日、東京・両国国技館で投開票が行われ、現理事長の北の湖親方、現職の貴乃花親方(ともに元横綱)ら10人が当選し、協会ナンバー2の事業部長を務める現職の九重親方(元横綱千代の富士)が落選した。
新法人で最初の改選となった今回の理事候補選には定数10に対して11人が立候補。投票は全親方97人によって行われた。九重親方は事業部長として主導したイベント、企画などの費用対効果が薄かったなどの批判もあり、支持を集められなかったとみられる。友綱親方(元関脇魁輝)が2期ぶりに当選した。
今回の当選者は、3月24日に開かれる評議員会の選任議決を経て理事に就任。同日の理事会で新理事長を互選するが、北の湖理事長が再任される見通しとなっている。(時事)>
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