■米軍太平洋艦隊情報主任ジェイムス・ファンネル海軍大佐が指摘
2014年2月13日にカリフォルニア州サンディエゴで開催された「ミッション・アクション」(海軍の会合らしい)の席上、米軍太平洋艦隊の情報主任でもあるジェイムス・ファンネル海軍大佐は、「現在の中国軍の対日戦争訓練は『短鋭戦争』(ショート・シャープ・ウォー)」であると指摘していたことが分かった(ワシントンタイムズ、2月19日)。
目的は東シナ海における日本の自衛隊戦力を破壊することに置かれ、尖閣諸島ばかりか、沖縄南方の島々への侵攻を予想した訓練を積み重ねているとした。
中国の軍事予算は急激に増大中で、2013年は1392億ドル、2014年は1480億ドル(ドイツ、フランス、英国を合計した国防費より多い)。
ペンタゴン筋の中国軍情報とはひと味違って、太平洋艦隊の情報部の分析だから、留意しておく必要があるだろう。
杜父魚文庫
15566 中国軍の対日戦争訓練は『短鋭戦争』 宮崎正弘

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