■ウクライナ混乱がロシアやポーランド経済に波及懸念
<[ニューヨーク/ロンドン 20日 ロイター]20日の新興国通貨市場では、ウクライナの通貨フリブナがスポット市場で5年ぶり安値を更新。フォワードレートは向こう1年で17.5%下落する可能性を示す水準となった。
ウクライナでは、ヤヌコビッチ大統領が反政権派指導者らと19日に「停戦」で合意したと発表したにもかかわらず、20日も衝突が続き、死者がさらに拡大している。
市場はウクライナの混乱が近隣のポーランドやロシアの経済に波及するリスクを警戒している。
ロシアルーブルは前日につけた対ドルでの5年ぶり安値に接近した。
大半の欧州新興国やアフリカ諸国の通貨は、ウクライナ情勢の深刻化を受けて19日に下落。この日は概ね横ばいか下落となった。(ロイター)>
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15568 ウクライナ通貨が5年ぶり安値、情勢緊迫化で 古沢襄

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