15630 キエフ争乱の背後で動いた覆面の武装集団   宮崎正弘

■「私はいまも合法的なウクライナ大統領だ」とヤヌコビッチ  
ヤヌコビッチ(ウクライナ前大統領)は所在不明だったが、3月11日、ロシアで記者会見を開き「私はいまも合法的大統領である」としたうえで、キエフ争乱、銃撃の責任は野党側(現在の臨時暫定政権)にあるとした。
「わたしは陸軍最高司令官であり、軍に発砲を命じてはいない。武装した覆面集団が警備兵や密集した集会をねらって発砲し、内乱を企てたのだ。かれらはナショナリストの武装集団。米国の(制裁や資産凍結、非合法野党暫定政権をみとめるなどの)判断は間違っており、わたしはいつでも米国議会へ出向いて発言するし、いつでもウクライナへ帰る」と強硬発言をくりかえした。
「覆面武装集団」はほかの西側メディアでも確認しているが、かれらにチェチェンからきた集団が加わって可能性は残るとはいえ確認が取れていない。
杜父魚文庫

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