15709 米国、ウクライナで軍事行動に関与せず=オバマ大統領   古澤襄

ロシア軍がウクライナに接する東側国境沿いに二万の精鋭部隊を集結いることに危機感を持ったウクライナのデンツァ外相はロシアとの戦争の可能性が高まっていると国際社会に訴えたが、アメリカのオバマ大統領はウクライナで軍事行動に関わることはないと突き放した。
ウクライナ軍が単独でロシア軍と交戦することは、彼我の軍事力の差からみて考えられない。悲鳴に近いデンツァ外相の訴えなのに「われ関せず」のオバマ氏の発言はいかにも冷たい・・大国にはさまれた小国の悲哀すら感じる。
<[ワシントン 19日 ロイター]オバマ米大統領は、米国がウクライナで軍事行動に関わることはないと発言、外交を通じてロシアとの対立を解消する意向を強調した。サンディエゴのKNSDテレビとのインタビューで述べた。
大統領は「ウクライナで軍事行動に関わるつもりはない」と発言。「もっと良い道がある。ウクライナの人々でさえ、米国がロシアに軍事的に関与することは不適切で、ウクライナにとっても良いことではないと認めるのではないか」と述べた。(ロイター)>
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