■安保条約にコミット=米国防長官
<[東京 6日 ロイター]来日中のヘーゲル米国防長官は6日午前、小野寺五典防衛相と会談し、北朝鮮のミサイルへの対応力を強化するため、弾道ミサイル防衛機能を備えたイージス艦2隻を2017年までに日本へ追加配備することを伝えた。日本を拠点とする同機能搭載のイージス艦は7隻体制となる。
ヘーゲル長官は会談後に会見し、「北朝鮮の弾道ミサイル脅威に対する日本と米本土の防衛力は飛躍的に高まる」と述べた。
このほか会談では、海洋進出を進める中国や、ロシアによるクリミア編入を念頭に、力を背景とした現状変更の試みに反対することで一致した。ヘーゲル長官は「われわれは(日米安保)条約へのコミットメントを真剣に受け止めている。日本の施政権を損なおうとするような、いかなる一方的な力による行動にも強く反対する」と語った。(ロイター)>
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