■米国の関心を呼ぶ韓国の見え透いた戦術か
<【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の金珉ソク(キム・ミンソク)報道官は25日の定例会見で、北朝鮮の4回目核実験の可能性について、すぐに実施せず時期を遅らせる可能性があるとの見解を示した。
金報道官は「北朝鮮は奇襲的に核実験を実施する準備ができている」とした上で、旅客船沈没事故などで韓国内が混乱している状況を利用するため実施を遅らせる可能性があると述べた。
また、「北朝鮮は(核実験を実施するのに)有利と判断される戦略的時期を見ている」と指摘。「北朝鮮が遅延戦術を取る可能性があるということか」という記者の質問に、「その可能性もある」と答えた。
さらに、「(北朝鮮が韓国を)心理的に欺く作戦をとっている可能性も排除できない」とした上で、油断できない状況のため韓米情報当局は動向を注視していると強調した。
北朝鮮が同日、朝鮮人民軍創建82年の記念日を迎えたことについては、「特別な動向はない」と述べた。(韓国・聯合)>
杜父魚文庫
15849 北朝鮮核実験 「時期遅らせる戦術も」=韓国国防部 古澤襄

コメント