韓国が背伸びしているのは周知の事実だが、ウクライナの暫定政権も背伸びしている。キエフ・ロイターはヤツェニュク首相が、ロシアが同国を軍事・政治の両面で掌握し、紛争を欧州に拡大することで「第3次世界大戦」を引き起こそうとしていると訴えた。
このご時世に「第3次世界大戦」とは時代がかっている。世界の中心にウクライナがいると錯覚しているのではないか。欧米とロシアが「第3次世界大戦」に突入すれば核戦争にもなりかねない。ケリー米国務長官はロシア非難で欧米の結束を固めようと必死だが、本格的な戦争になるとは思っていないだろう。
小国の悲しさで危機意識を煽ることで、自らの存在感をプレーアップするのは分からぬでもないが、それよりも自国の産業振興に力を尽くすべきではないか。背伸びしても何の役には立たない。27日の論評・記事でトップ・テンになったのは次のようになっている。
①次々と格下げされる韓国企業 古澤襄
②中国の「影の銀行」6社に新たなデフォルト懸念 古澤襄
③中国軍部隊が緊急訓練 北朝鮮けん制か 古澤襄
④Windows XPは”名器”だった 古澤襄
⑤軍の動きに懸念伝達=米長官 古澤襄
⑥ソウルからヨボセヨ 「機長を出せ!」 黒田勝弘
⑦中国駐米大使 尖閣諸島の安保適用を非難 古澤襄
⑧「原発輸出大国」目指す中国 古澤襄
⑨黄海沖で動けなくなった「アジア最大の揚陸艦」 古澤襄
⑩日本の固体ロケット技術は垂涎の的! 古澤襄
杜父魚文庫
15870 背伸びする韓国とウクライナ 古澤襄

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