15880 ウクライナ親ロ派が欧州監視員1人解放   古澤襄

■米国は対ロ追加制裁へ
<[クアラルンプール/スラビャンスク(ウクライナ) 27日 ロイター]ウクライナ東部スラビャンスクで欧州安保協力機構(OSCE)の監視団メンバー8人を拘束していた親ロシア派勢力は、健康上の理由からスウェーデン人1人を解放した。他の7人を解放するつもりはないとしている。
現地入りしたOSCEの交渉団が解放を求めていた。
一方、親ロ派勢力が「人民共和国」の設立を宣言したドネツクでは、武装集団が地方のテレビ局の建物を占拠。ロシアのテレビ局の放送を開始するよう求めた。
オバマ米大統領は、訪問先のマレーシアで、ウクライナにおけるロシア・プーチン大統領の野望を抑えられるかどうかは、米国やその同盟国が制裁強化に向けて一致できるか次第だとの見方を示した。
トニー・ブリンケン米大統領次席補佐官(国家安全保障問題担当)は、CBSテレビに対し、米国の対ロ追加制裁が28日にも発動されるとの見方を示した。主に、渡航禁止や資産凍結の対象者を拡大させることになるという。
ブリンケン氏は「(プーチン氏に)近く、ロシア経済に大きな影響力を持つ人物を対象とすることになる。こうした人々やその他の(プーチン氏に)近い人物が経営権を握る企業も対象として検討することになる」と述べた。
また、ロシア防衛業界のハイテク関連輸出に対する措置も検討される見通し。(ロイター)>
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