■親ロ派がウクライナ軍ヘリ撃墜=作戦本格化
<【モスクワ時事】ウクライナ暫定政権は2日、東部ドネツク州スラビャンスクを支配する親ロシア派武装集団への「対テロ作戦」を本格化させた。国防省によると、軍のMi24攻撃ヘリコプター2機が親ロシア派の対空砲火で撃墜され、乗員2人が死亡した。
スラビャンスクの親ロシア派指導者で「市長」を自称するポノマリョフ氏らは、ロシア・メディアに対し、市街地に通じる全検問所をウクライナ軍がヘリを伴って攻撃し、武装集団3人と住民2人が死亡したと主張した。また、ヘリ乗員1人を拘束したと明らかにした。
トゥルチノフ大統領代行は1日、東部の情勢悪化を理由に、徴兵を再開する大統領令に署名した。ヤヌコビッチ前政権は徴兵を停止し志願制に移行することを決めたが、暫定政権はこれを撤回。親ロシア派に断固対処する方針を示した形だ。(時事)>
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