<STAP細胞を巡る問題で小保方晴子研究ユニットリーダーの不正の認定が確定したことを受け、理化学研究所は今後、小保方リーダーのほか、笹井芳樹副センター長らについても処分を検討することにしています。
STAP細胞の論文を巡っては、理化学研究所の調査委員会が小保方リーダーの不服申し立てに対し、「再調査は行わない」とする結論をまとめ、不正の認定が確定しました。
これを受けて8日会見した理化学研究所は、懲戒委員会を設置したことを明らかにしたうえで小保方リーダーのほか、データを確認することなく論文を投稿した共同著者の笹井芳樹副センター長や、発生・再生科学総合研究センターの竹市雅俊センター長らについても管理責任があるとして処分を検討する考えを示しました。
また、会見では不正があったと認定された研究を発表した理化学研究所の組織としての責任を問う声が相次ぎました。
理化学研究所が今後、STAP細胞が実際に存在するのかの検証実験も含めて、失われた信頼をどのように回復していくのか対応が注目されます。(NHK)>
杜父魚文庫
15999 論文の不正認定確定で関係者処分検討へ 古澤襄
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