■ドネツクの親ロ派幹部デニス・プシリン氏が記者会見
【ドネツク(ウクライナ東部)時事】ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」の幹部デニス・プシリン氏は12日記者会見し、ロシアに対し、人民共和国の編入を検討するよう呼び掛けた。11日の住民投票を受けて、ロシアへの編入意思を一層明確にした。
住民投票の設問は「人民共和国の自立を支持するか」で、ロシアへの編入の是非を問うものではなかった。親ロ派は投票後、「9割近い賛成を得られた」と主張して勢いづいており、編入の意思を打ち出し、暫定政権に揺さぶりを掛ける狙いがありそうだ。これまでのところロシア側からの反応はない。(時事)>
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