■旅行中止も相次ぐ
【バンコク=石崎伸生】南シナ海のパラセル(西沙)諸島付近で中国が石油掘削に着手したことを巡る、ベトナムと中国の艦船によるにらみ合いは13日も続いた。
ベトナムの首都ハノイで13日に再び反中デモが行われるなど、中国への反感は高まっている。
ベトナム国営紙トイチェー(電子版)などによると、南シナ海での衝突を受け、ベトナムでは「こんな時に中国に行きたくない」と、中国への旅行のキャンセルが相次いでいるという。南部ビンズン省では13日、中国系企業の工場の労働者がストライキを起こしており、国民の間で中国への抗議が過熱している。(読売)>
杜父魚文庫
16051 ベトナム、中国への抗議過熱 古澤襄

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