■無人機 米軍がグアムのアンダーセン空軍基地で運用
<米軍がグアムで運用する無人偵察機グローバルホーク1機が24日、青森県三沢市の米軍三沢基地に到着した。グアムでの台風シーズンを避け、10月ごろまで一時配備される予定で、日本への配備は初めて。6月上旬から運用を開始し、アジア太平洋地域での偵察活動に当たる。
午前6時すぎ、三沢基地近くの道路から、幅広い翼を持った濃い灰色の機体が、ゆっくりと滑走路に降下する様子が確認された。
地上からの遠隔操作で飛行するグローバルホークは、米軍がグアムのアンダーセン空軍基地で運用中。日本への配備は、台風を避けて年間を通した運用効率を高め、情報収集力の向上につなげるほか、北朝鮮や中国をけん制する狙いもあるとみられる。今月28日にももう1機が三沢基地に飛来する見込み。
グローバルホーク=主翼幅約40メートル、全長14.5メートルの大型無人偵察機。攻撃能力はない。
パイロットは搭乗せず地上から遠隔操作し、高度1万5千メートル以上から長時間、広範囲にわたって偵察活動ができる。
防衛省によるとこれまで重大事故はなく、騒音も通常の戦闘機より小さいという。イラク戦争で使われたほか、東京電力福島第1原発事故後に原子炉建屋の様子を調べるため日本でも飛行した。航空自衛隊は2015年度以降の無人偵察機導入を検討している。(産経)>
■米軍無人機が三沢基地に着陸
アメリカ軍の大型無人偵察機、グローバルホーク2機が来月から、三沢基地を拠点に運用されることになり、24日午前6時ごろ1機目が三沢基地に着陸しました。
アメリカ軍の大型無人偵察機、グローバルホークは、翼の端から端までおよそ40メートルの大型で高性能の無人偵察機で、24日午前6時ごろ三沢市にある三沢基地の滑走路に静かに着陸しました。
24日に配備されたのは、来月から10月までの間、三沢基地を拠点に運用されることになっている2機のうちの1機目で着陸したあと、滑走路をゆっくりと移動していきました。
三沢基地に配備される2機は、北朝鮮や中国の軍事活動などを監視するため、グアムを拠点に運用されていますが台風の影響を受けやすいとして、来月から一時的に拠点を移すことになりました。
東北防衛局によりますと天候に問題がなければ2機目は、今月28日に三沢基地に配備される予定で配備後は、アメリカ本土のカリフォルニア州にある空軍基地から遠隔操作で運用されることになります。
グローバルホークの日本国内への配備は今回が初めてで、地元では、遠隔操作で飛行する大型の無人偵察機に不安を訴える声も出ています。(NHK青森)
杜父魚文庫
16148 米無人偵察機が米軍三沢基地に到着 国内初配備 古澤襄

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