16176 ベトナムと中国が非難合戦、ベトナム漁船の沈没受け   古澤襄

<[ハノイ/北京 27日 ロイター]中国が石油掘削を始めた南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島の近海でベトナムの漁船が沈没したことについて、ベトナムと中国の政府当局者は、双方を非難し合った。
ベトナム側の説明によると、1隻のベトナム船が約40隻の中国漁船に取り囲まれた後、そのうちの1隻に衝突されて沈没した。乗船していた10人は、近くで操業していたベトナム漁船に救助されたという。
一方、中国の新華社は、政府当局者の話として、ベトナム漁船が中国漁船を「妨害し、衝突した」後に転覆したと伝えた。

漁船が沈没したのは、中国が設置した石油掘削装置から約17カイリ(約31キロメートル)の地点。
中国の石油掘削作業をきっかけに、両国の船のにらみ合いが続き、衝突も相次いでいたものの、沈没という事態に至ったのは初めて。
ベトナム海上警察のグエン・クアン・ダム長官はロイターの電話取材に対し、中部ダナンから出漁したベトナム漁船が、40隻の中国漁船に取り囲まれ、衝突されたと明らかにした。
一方、中国の新華社は政府筋の話を基に、「西沙諸島近海で、(ベトナムの)船は中国・海南省東方市の漁船にぶつかり、転覆した。その後、乗船していた船員は救助された」と伝えていた。
ベトナムのグエン・タン・ズン首相は先週、中国が石油掘削装置を設置したことをめぐって、法的措置を検討していることを明らかにしていた。この発言は中国の反発を買っていた。(ロイター)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました