16258 韓国沈没船の会社オーナー、亡命申請   古澤襄

■駐韓公館は拒否 韓国検察が明らかに
【ソウル=吉田敏行】韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、韓国検察は3日、横領、脱税、背任容疑で指名手配中の運航会社「清海鎮(チョンヘジン)海運」の実質的オーナー兪炳彦(ユビョンオン)氏が、韓国駐在の外国公館に亡命申請していたことを明らかにした。
刑事事件の容疑者であるとして、申請は拒否されたという。検察関係者は「先週、匿名の人物が申請した」と説明したが、当該国の特定は避けた。(読売)
■逃亡中の沈没船オーナー 政治亡命申請=認められず
<【ソウル聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号の沈没事故で、同船の運航会社、清海鎮海運の実質的なオーナーとされる兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者(73)が政治亡命を申請していたことが3日、分かった。
仁川地検の特別捜査チームによると、匿名の人物が韓国駐在の某国大使館に兪氏の政治亡命の可能性を打診した。大使館側は兪氏が刑事犯ということで、亡命申請を受け入れなかったという。
同地検関係者は「兪氏はセウォル号の惨事を引き起こした単なる刑事犯にすぎないため、亡命申請の対象にならない」と説明。「こうした事実を各国の公館に説明するよう、外交部に要請した」と明らかにした。 
兪氏は1000億ウォン(約100億円)以上の横領、背任、脱税の疑いが持たれている。捜査当局に指名手配されているが、逃亡を続けている。(韓国・聯合)
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