毎度、闘病ブログを発信するのは気がひけますが、やはり救急医療の実態を体験者が語っておくことが必要です。テレビで放映されている”神の手”を持つ医師のお話は絵物語。
現場の救急医療体制は少ない人員と殺到する救急患者で戦場のような状態です。次から次ぎと救急車で送り込まれる患者の救急措置をして処理に追われています。
応急措置はできますが、その患者の事後措置は専門医にバトン・タッチするしかありません。私の場合は尿の排出が出来なくなり、20日に取手の総合病院に担ぎ込まれました。350CCが容量の膀胱に1000CCの尿が溜まり、風船のように膨らんだ膀胱が心臓、肺ななど内臓を上に押し上げて呼吸が困難となりました。
救急車からの連絡で救命医療センターで担当医、研修医、看護士二人が待機してくれて、手際よく1000CCの尿を抜き取ってくれました。腹部の痛みも嘘のように納まり、呼吸も楽になりました。
21日は土曜、22日は日曜。再び腹痛と呼吸が苦しい中でタクシーで病院の泌尿器科に行きました。専門医は救急措置の時にカテーテルを使った排尿器の事後措置をしなかったのだろう、と首を傾げながら再び尿の抜き取り。救急医療の医師は泌尿器科の専門医ではありませんから、あまり責めるわけにはいきません。
23日にはなんと1500CCの尿が溜まっていました。救急措置の翌日、翌々日が休診日だったのもマイナス作用。1500CCの尿を抜き取り、カテーテルを使った排尿器をぶら下げる情けない姿になりましたが、23日はそこに500CCの尿が出ましたので、都合2000CC。
泌尿器科の専門医は重症患者で一日5000CCも排尿のケースがあるから、2000CCの排尿なら深刻に考えなくてもいい。たが急激に膨らんだ膀胱が収縮するため膀胱壁から出血があるかもしれない。薬は三種類、七月一日まで、これで様子をみましょうと言ってくれました。
二階の寝室にベッドがあるので、昨日からそこに寝ています。隣が書斎なので、そこに排尿器をぶら下げたままブログの発信だけは途絶えないように努めておりますが、長時間も起きたままの姿勢は苦しい。さりとて寝たままでは、気分的に病状が悪化します。
二人の娘たちが心配して、長女は病院に来てくれます。次女は電動式介護ベッドを手配するために、介護マネージャーと相談してくれています。私はといえば、電動式介護ベッドを一階の客間に据え付けて、そこに書斎にあるPCをまとめて移し、ブログ発信を続ける所存。とにかく気力を失わず、頭と手を動かすことによって現状を乗り切ります。
杜父魚文庫
16431 カテーテルを使った排尿器をぶら下げる 古澤襄
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コメント
自然に尿がでない原因は、突き止められてないのでしょうか。
僕の場合は、麻酔でしたから、麻酔がとけたら、正常になりました。
私は52歳ですが前立腺肥大の為出が悪く最大800cc溜まったことがありますがその時も自覚症状ないんですね。以来小まめにトイレへ行くよう心掛けてます。また毎晩自己導尿してますが慣れると何ともなく毎朝気持ちよく目覚めます。これからもお元気で更新をして頂けますよう楽しみにしています。