16474 【祝ワールドカップ出場:魂を入れよ!】 MoMotarou

「キミたちの大和魂をみせて欲しい」、クラマーの言葉に選手たちはあっけにとられます。ーーこころをよむ「オリンピックと日本人」(池井 優)まともだったNHKラジオテキストより
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武道のザンシン(残心)という言葉まで使うクラマ一に、選手たちはそこまで研究してきたのかと次第にその熱意にひかれていきます。(同上、以下転載:デットマール・クラマー 全日本特別コーチ ドイツ人)
■特別実況中継「日本サッカー メキシコの日の丸」
ーーーー日本の皆様、こちらはメキシコシティであります。銅メダルをかけたアステカスタジアムは、ただ今大変な熱気に包まれております。上空にはコンドルが、観戦のためでしょうか、一羽二羽と舞っております・・・。
「きょうの試合で硬くなるのはメキシコの方だ。彼らはもし先制したら物凄く調子に乗ってくる。しかしうまくいかないと、チーム内は混乱し、喧嘩が始まる。メキシコのファンも、自国チームかもたつくと、逆に日本の応援に回るはずだ。だから必ず前半は無失点でいくんだ」
メキシコとの三位決定戦を前にしてクラマーは日本選手に熱っぽく語りかけました。一九六八年十月二十四日、オリンピックメキシコ大会に出場した日本代表チームは、一次リーグでナイジェリアを3ー1で下し、強豪ブラジルと1ーl、続いてスペインとも0-0で引き 午後三時、試合が開始されます。
開始早々メキシコは怒涛のような攻めに出てきました。日本のディフェンス陣が必死にしのぎ、カウンターを狙います。試合開始十七分、期待した先制点が生まれました。釜本が左サイドの杉山にパス、杉山は中央に走り込んだ釜本にピンポイントのパスを送り、胸でボールを捕えた釜本が左足でキーパーの左を抜きます。
メキシコ五輪の日本サッカーといえば、この場面を思い出すほどテレビで何度も流されたシーンです。釜本-杉山コンビのこの攻撃のパターンこそ、クラマーコーチが何百回とくり返して練習させてきたものだったのです。観客席にいたクラマーは「やったぞ」と会心の笑みをもらしました。 
三十九分、再び杉山が左サイドから釜本に低いパスを送りました。受けた釜本があざやかなミドルシュートを決めます。なんと前半で2-0のリード。しかし後半開始早々日本はハンドの反則でPKをとられます。しかしキーパー横山が左に跳んで見事に防ぎます。
これもメキシコのキッカーがゴールキーパーの左側に蹴るくせがあることを、それまでのメキシコの試合を観察して見抜いて対応したのでした。
点が取れないメキシコにスタンドの観客は落胆し、やがて怒りだしました。メキシコ選手に野次を浴びせ、椅子に敷くシートを投げ、遂にはクラマーが予言したように「ハボン、ハボン…⊥と日本を応援するにいたります。
こうして2-0のまま試合終了のホイッスルが鳴り、日本は三位、銅メダルを獲得したのです。。。
 *当時の映像「メキシコ × 日本」ハイライト 1968.10
  http://youtu.be/A3BTwLITVck
■戦う姿勢
NHKの7時のニュース。ワールドカップの試合結果を伝える様子を見たあと気がつきました。試合の様子よりサポーターの映像の方が1対3ぐらいの割合で多かった。
あと印象に残ったのは、失敗した選手がグラウンドにひっくりかえったままの映像。ニュージーランドから日本に武道を勉強に来ている「外人」が言ってましたが、柔道の試合を見てもガッツポーズをして「残心」を忘れているのではないかと。武道とスポーツは違うとは云え「心構え」が為っていないと駄目な者は駄目になるのでした。
■放送権料の負担
ワールドカップの全放送権料の世界の5分の1は我国が払っているそうです。その大部分はNHKの視聴料から出ているのでしょう。もしかしたら韓国辺りはNHKから無料で配信を受けているのではないのでしょうか。在りえるお話。嫌だ嫌だ。
     御機嫌よう JOKK-WAHAHA^^ こちらMoM放送局です!
    
 お勧めサイト
 ・杜父魚ブログ:【終わらない「朝鮮戦争」古澤襄】
  http://blog.kajika.net/?eid=1007456
 ・【名前を変えた外国人参政権】全国1,700自治体中、303の自治体で既に成立。
  誰でも市民として「市政」に参加できる『自治基本条例』 ー「国民」は関係ない
  http://hosyusokuhou.jp/archives/38526423.html
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