■ネイチャー誌も反省記事
STAP(スタップ)論文の撤回について理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)は4日、「論文の不備は筆頭著者である私の至らなさが招いた結果と深く反省しています」とのコメントを出した。
小保方氏は「自身のデータ管理のみならず、共同研究者間でのサンプルやデータ共有の在り方、確認方法」に問題があったとの認識を示し、「多くの方に多大なご迷惑をおかけしたことを重ねておわびします」と謝罪した。
その上で「今後はSTAP細胞の存在を実証するために最大限の努力をしていく」とし、自身の参加が決まった理研での検証実験に意欲を見せた。
一方、英科学誌ネイチャーも同日、撤回に至ったSTAP細胞論文の問題は、過去の論文不正問題の教訓が生かされず、理研の笹井芳樹副センター長ら共著者の名声だけで掲載を決めてしまったために起きたとする分析記事を掲載した。
今回の問題は、2005年に発覚した韓国ソウル大の黄禹錫元教授による、人クローン胚性幹細胞(ES細胞)の捏造(ねつぞう)問題に続く苦い教訓になったとしている。
執筆した記者は、論文掲載を決めた編集部とは独立して、STAP論文問題を取材した。
記事によると、編集部は、過去の論文から表現の盗用がないかを調べるコンピューターソフトを使って調べたが、STAP論文が他の論文から出典を明示せずに引用した部分は発見できなかった。
また、編集部は投稿された論文から無作為に選んで画像を調べているが、STAP細胞論文は対象となっていなかった。
ソウル大の捏造問題をきっかけに、ネイチャー誌は「インパクトの大きい研究成果ほど、厳しくチェックする」との編集方針を掲げた。これに基づき過去には論文掲載前に時間をかけて遺伝子を調べるケースもあったが、STAP細胞論文では厳しい精査はしていなかったという。(産経)
杜父魚文庫
16507 小保方氏「おわびします」 論文撤回 古澤襄
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