■「そろそろ卒業が…」 自民党石原派研修会で
石原伸晃環境相は4日、自民党石原派研修会で「私もそろそろ卒業が近づいてきた」と述べ、9月上旬にも行われる内閣改造で、自身が閣外に退くとの見通しを示した。失言などでクビになることは確実な情勢で、「打ち首獄門」になるよりは自分で腹を切る「切腹」を選んだようだ。
石原氏は東京電力福島第1原発事故で出た除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の交渉について「最後は金目でしょ」と発言し、陳謝・撤回に追い込まれていた。このため、石原氏の交代は「既定路線」(党幹部)となっていた。
研修会では「みなさんの選挙区どこでも参る」と選挙応援を誓ったが、派閥所属議員は15人にとどまっており求心力不足は明らか。身から出たさびとはいえ、失言の代償は高くついたようだ。(夕刊フジ)
杜父魚文庫
16522 “失言”石原伸晃環境相、自らクビ宣言 古澤襄
![](https://azaban.com/wp4/wp-content/themes/cocoon-master/screenshot.jpg)
コメント