■北朝鮮核問題など協議
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表、黄浚局(ファン・ジュングク)外交部朝鮮半島平和交渉本部長が15日、日本を訪問する。日本首席代表を務める伊原純一・外務省アジア大洋州局長と16日に会談し、北朝鮮の核問題などについて協議する。
韓国首席代表が訪日するのは2010年11月以降、3年8カ月ぶり。黄氏は今年4月の就任後初の訪日となる。
会談ではミサイル発射など北朝鮮の相次ぐ挑発の背景や対応策、非核化に向けた対話再開などについて意見を交換する見通しだ。
日本人拉致問題に関連した日朝合意の履行などについても話し合うとみられる。日本側は現在までの進行状況や今後の計画を説明し、韓国側は対北朝鮮制裁緩和が韓国と米国、日本の3カ国の連携に悪影響を与えない範囲内で透明に進められる必要性を強調すると予想される。
黄氏はこれまで米国や中国、ロシアを訪問している。外交部は就任あいさつのため、日本を訪問すると説明している。ただ、韓米日3カ国の連携への影響を懸念する声を意識した米国の意向も反映されたとの見方もある。
黄氏は日本政府関係者や専門家らとも面会し、17日に帰国する。(韓国・聯合)
杜父魚文庫
16573 6カ国協議韓国代表 あす訪日 古澤襄

コメント