16653 中国の航空会社、「演習」のため減便求められる    古澤襄

■中国中央テレビ局・CCTV
(ブルームバーグ)中国の航空各社は4週間にわたる「高頻度の演習」のため、国内12の空港で運航便数の25%削減を求められた。国営メディアが報じた。
中国中央テレビ局(CCTV)がミニブログで22日に伝えたところによると、上海浦東国際空港や上海虹橋国際空港など、対象となる空港の多くは東海岸に位置する。今月20日から始まり、8月15日まで続くという。同記事は後に削除されたもよう。
演習の目的や減便要求の出処について説明はない。新華社通信は、中国人民解放軍の一部が3カ月間の実弾演習を今月15日に開始したと伝えていた。
今回の減便要求は、夏の行楽シーズンで込み合う一部の主要航空を直撃。フライトスタット・ドット・コムがまとめたデータによると、上海の2国際空港は過去30日間、遅延・欠航の面でアジアの空港のワースト4に入っている。
国防省と中国民用航空局(CAAC)、上海空港集団(SAA)に電話取材を試みたが、応答はなかった。上海に本社を置く時価総額ベースで中国2位の航空会社、中国東方航空への電話取材にこれまでのところ返答はない。(米ブルームバーグ)
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました