16677 ウクライナ連立崩壊、撃墜の真相究明に影響も    古澤襄

【モスクワ=田村雄、キエフ=三好益史】ウクライナ議会で24日、連立与党が崩壊し、ヤツェニュク首相が辞任表明したことで、同国の政治情勢は流動化する見通しだ。東部での親ロシア派との紛争や、マレーシア航空機撃墜の真相究明に影響する恐れもある。
 ◆前倒し選挙へ
連立を離脱したのは、「ウダル(一撃)」と極右「自由」で、最大与党「チモシェンコ連合」のヤツェニュク氏が率いる政府は議会で多数派を失った。ヤツェニュク氏は24日、「多くの重要法案が通過しなくなった」と議会で演説し、首相辞任と内閣総辞職を表明。
ウクライナ議会は同日、グロイスマン副首相を「臨時首相代行」に任命した。ウクライナ憲法は、連立政権が過半数を維持できなくなった場合、30日以内に新たな多数派ができなければ、大統領が議会を解散し、選挙を行うと定めている。議会(定数450)の選挙は、秋になる見通し。(読売)
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