■休戦協定61周年に合わせ
【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は27日、金正恩第1書記が26日にロケット(ミサイル)発射訓練を視察したと伝えた。日本海側への短距離弾道ミサイル発射を指すとみられる。
27日は北朝鮮が「戦勝記念日」と位置付ける朝鮮戦争休戦61周年。金第1書記はこれまでの短距離ミサイル発射や砲撃訓練も自ら指導したが、今回の視察は、休戦61周年に合わせ、軍事指導者としてアピールする狙いがあるとみられる。
訓練には、在韓米軍基地への攻撃任務を担う戦略軍火力攻撃部隊が参加。金第1書記は「発射訓練を数多く行った結果、いかなる火力攻撃任務も妨げられることなく遂行できる準備が整った」と評価し、「南朝鮮(韓国)を占領する米帝侵略軍と追従勢力を一日も早くこの地から一掃し、祖国統一の歴史的偉業を必ず成し遂げなければならない」と強調した。(時事)
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16686 金正恩 短距離ミサイル発射を指揮 古澤襄

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