[モスクワ 28日 ロイター]ロシア当局は28日、欧州連合(EU)産果物について、一部もしくはすべてを輸入制限の対象とすることを検討していると明らかにした。
ロシアの動植物検疫局(VPSS)の報道官は、ロイターに対し、輸入果物について「専門家が1、2週間以内に結論を出す」とした上で、東欧産がまず対象となる可能性があると指摘。ロシアへの輸出が最も多い地域として、ポーランド、モルドバ、オランダを挙げた。
これに先立ち、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は28日、ロシア政府に対し、ロシアの元石油大手ユーコスを破産に追い込むよう法制度を操作したとして、株主に対し500億2000万ドルの損害賠償を命じる判決を下した。(ロイター)
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